第15回 ドラゴンスクロール[FC]

 放送日時 :2012/01/07
 プレイ機種:ファミコン
       秋葉原ゲーム店にて500円ほどで購入
 所要時間 :3時間弱
 難易度  :★★★☆☆(謎解きが理不尽)
 結果   :エンディング放送成功

概要

新年一発目のソフトは辰年だからかどうかはさておき「ドラゴンスクロール」。コナミが発売したアクションアドベンチャーゲームなのだが、いかんせんほかのコナミゲーに対して知名度が低い。しかし音楽・効果音はさすがのコナミクオリティで、ゲーム音楽ランキング動画などでも時折顔を見せるいぶし銀である。

おおまかなストーリーはwikipediaより引用しようと思ったらページが存在しなかったため、検索して出てきた情報を元に記述する。

封印された魔竜が復活しちゃったから、魔術書全8巻を集めてもう一回封印してね!

感想

○ 音楽がいい

マイナーなゲームであるが知名度と音楽の良さは別物。コナミ独特の小気味よいサウンドをバックにゲームをするだけで面白いゲームをしている気になるというものである。

△ 成長要素

アクションゲームであるがレベルによる成長要素がある。レベルが上がると体力上限が増えたり魔術の使用上限が増えたり使えるアイテムが増えたりする。

しかしこれを逆にとれば序盤は体力上限が低くほとんど何もできないということであり、探索が主体のゲーム性であるのにこれが足かせとなるためストレスになりうる。回復アイテムがあまり出てこないのもこれに拍車をかける。

△ 謎解きが難しい

まず1個目のアイテム「銀の指輪」を手に入れる条件が「特定の洞窟の特定の石造の前で一定時間じっとしている」である。往年のPCゲームプレイヤーならピンと来る方もいらっしゃるかもしれないが、それにしても一発目に出してくる仕掛けではない。こんなレベルの謎解きがずっと続き、しまいにはヒントキャラに嘘をつかれる。

このソフトは1987年発売のソフトであり、当時のゲーム界隈の世相を考えるとこの難しさは分からないでもない(理不尽アクションアドベンチャーの雄、たけしの挑戦状やロマンシア大先生が1986年発売)。たけしの挑戦状は別の事情があるにしろ、当時はゲームの難易度が高いほうが好まれていたという側面と、雑誌などに攻略情報を載せることで相乗で売り上げアップを図っていたであろうことを鑑みるとこのノーヒントっぷりと理不尽さ加減も納得できないまでも理解はできる。当時買った方はたまったもんじゃなかっただろうが。

× パスワードコンティニューが面倒

システム面で唯一目に付いたのがパスワードコンティニュー。

方式がパスワードであること自体は別段問題ないのだが、パスワードを見る方法が「ゲームオーバー時にパスワードを見るコマンドを選ぶ」だけであり、しかもパスワードを見るとリセットするしかなくなる。リセットすれば当然パスワードを入れなおさなければならず、つい往年の名作「聖闘士星矢 黄金伝説完結編」を思い出してしまうインターフェースだった。


今回は端から攻略サイトを見ながら進めていったため、3時間ほどでボスとご対面。一発クリアでエンディングを堪能した。エンディングはあっさりの一画面で「YATTANE TAKAHASHI」レベルであった。

総合的に見ると、2012年にとっつき始められるゲームかと問われれば難しい。しかし、安心のコナミサウンドを背景に攻略を見ながら進め、当時の理不尽さに思いをはせるにはちょうどよいゲームなのではないだろうか。