第18回 マジシャンロード[AC]

 放送日時 :2012/02/04
 プレイ機種:Wii(バーチャルコンソールアーケード)
       900円で購入
 所要時間 :4時間弱
 難易度  :★★★☆☆(やっぱり無限コンティニュー前提)
 結果   :1周達成

概要

第18回は、準決勝で同率だった「マジックソード」「アイギーナの予言」との三つ巴の激闘を制した「マジシャンロード」に決定した。

NEOGEO本体と同時発売の、いわゆるローンチタイトルである。

ストーリー

おおまかなストーリーはWikipediaより抜粋。

邪悪な魔神ガル・アジースが甦った。かつての英雄「マジシャンロード」の末裔である魔術師エルタは世界を救うために立ち上がる。
出典:Wikipedia

ゲームシステム

1レバー2ボタンのサイドビューのスクロールアクション。レバーは移動、ボタンは攻撃とジャンプに使用するオーソドックス型。

ステージはいくつかのセクションに分かれており、扉でつながっている。扉の内部はパワーアップやボーナスアイテムがある部屋と次のセクションに進む部屋の2種類があり、無限ループや迷路といった仕掛けがあるものの、とにかくステージのボスまでたどり着き、ボスを撃破すればステージクリア。全8ステージ。

自キャラのパワーアップはパワーアップ玉(仮称)で行う。自キャラの攻撃力は初期状態で1段階目で、パワーアップ玉を取ると3段階まで強くなるが、ダメージを受けると1段階下がる。

また、色がついた玉をとると体力(初期値3)が6まで回復した上にいろいろな特徴と攻撃方法を持つキャラクターに変身でき、同色の玉を2連続で取ると攻撃方法が協力になる。変身状態は体力が3になると解ける。

感想

さすがNEOGEOだけあって音楽やグラフィックは90年当時としては抜群に良いのだが、ゲームシステムでイライラさせられることが多く全体評価としては損をしているのではないかという印象を受けた。

○ 中ボスを攻略する楽しさ

各ステージの中ボスはかなり強いのだが、パターンをしっかり見切れば確実に攻略することができるためこれはむしろうれしい方向に働いた。

ただし、ステージ1の中ボスにして「攻撃モーション時以外常時ガード」になっているなど、さすがのアーケード難易度であるため注意が必要。根気でパターンを読み、うまくなった感を感じたい方にはオススメ。

× 敵が堅い

ステージ1序盤普通の雑魚でも2発打ち込んで倒せる程度といった敵の堅さで、自機の攻撃が2連装であり速度も遅いことから弾切れが起きやすい仕様との合わせ技でなかなか敵が倒せない事態に陥る。パワーアップアイテムを取れば一撃の威力は上がるのだが、ダメージを受ければ結局元通りになるため気休めレベルである。

ステージ5のカエル地獄は必見。

× 動作が遅い+当たり判定がデカい+無敵時間が短い=理不尽な死

まず主人公の移動速度が遅い。基本状態だと左右移動よりはしごを上る速さのほうが早くさえ感じる。そして動きが遅いゲームにありがちな「ジャンプしたほうが早い」仕様も搭載、イライラに拍車がかかる。

NEOGEOの性能を生かした大きなスプライトキャラがぐりぐり動くのはいいことなのだが、いかんせん主人公の当たり判定が大きく(例:帽子の上に敵弾がちょっと触れただけで盛大に吹っ飛ぶ程度)画面端からいきなり攻撃されるとほぼ回避不能になるため、敵の出現位置を覚えて先読み攻撃を撃っておく必要が出てくるなど、キャラが大きいせいではないにせよ必要以上に自キャラの大きさを意識しないとならないためデカキャラがあだになっている印象がある。

最後に、敵のほうが大概主人公よりすばやいため懐に入られて攻撃されるとほぼ2ダメージ確定になってしまう。追尾性能を持った敵である場合、避けようとして当たった上にノックバックが変な方向になって追撃される無限ループに陥る→完 の理不尽コンボが結構起きてしまうためこれもイライラする。


アーケード稼動を前提とした難易度にするためにゲームシステムをいじってしまい肝心の爽快感を犠牲にしてしまっている印象が強く、惜しい作品だった。

前半が割りとサクサク進める代わりに後半の難易度上昇具合がすさまじいので、アクションが得意な方も前半はちょっと我慢して後半までやってみると吉。