第23回 スーパーチャイニーズ[FC]

 放送日時 :[1]2012/03/17
       [2]2012/03/24
       [3]2012/03/31
 プレイ機種:ファミコン
       秋葉原ゲーム店にて700円くらいで購入
 試行時間 :10時間程度
 難易度  :★★★☆☆(根気さえあれば)
 結果   :無事クリア

概要

クロスソード撃破の余韻に浸るなか、静かにタイトルは決まった。決定直後にはそこまで盛り上がりはなかったのだが、しかしそのタイトルは無念枠にふさわしく多くの少年の心を折ったゲームだったのである。
第23回は「スーパーチャイニーズ」、ストーリーコーナーはいつものようにWikipediaから引用抜粋。

ストーリー

おおまかなストーリーはWikipediaより抜粋。

平和なチャイニーズランドを襲った妖魔軍団をカンフー技で倒していき、さらわれたミンミン姫の救出を目指す。
出典:Wikipedia

操作方法

トップビューのアクションゲームであり、ファミコンだからということもあり操作体系は単純。

十字キー
主人公の移動
Aボタン
パンチ
Bボタン
キック(というかジャンプ)

コンティニューコマンドが実装されており、タイトル画面でAボタンをおしながらスタートボタンでコンティニュー可能。

ゲームシステム・デザイン

ステージクリア型のアクションゲームで、1-1~8-4までの全32ステージ。ちなみに8-4をクリアすると裏面として9-1が始まる。
ステージクリア条件はステージ内の敵を12匹倒すと開く画面上部の扉に入るか、ワープ部屋の井戸に入ることである。
キャラクターには成長要素のようなものはないが、ステージ内に隠されているアイテムを集めることによりゲームを有利に進められるようになる。というか、アイテムを集めながら進めないと確実に詰む


感想

△ ギリギリセーフな効果音

プールールー プルルー(タイトル画面のスタート音)の次に聞こえるのはどこかで聞いたことのある効果音である。紫色のカセットや、ヒゲの配管工が脳裏をかすめるが、おそらく別人である。
だって1音少ないもんね。出した瞬間はまだ1UPしてないし。1UPアイテムをとったときの音は紫カセットのカンフーアクションゲーの1UP音を早めに鳴らした音だけどね。

△ 心眼を鍛えないと当たり判定が見えない

アレなゲームにありがちだが、当たってないのに当たった扱いになり審判「不正はなかった」となる例の感じをいやというほど味わえる。
ちょっとだけ上側に判定がずれているのが原因ではあるのだが、それに加えて、パンチでは倒せない敵、キックでは倒せない敵、特定のアイテムを持ってないと倒せない敵がいる上にそのことに対するヒントがまったくなく、しかもそんな敵に間違った攻撃方法を仕掛けるとほぼ確実に返り討ちに会って1機消滅になるといういい感じの理不尽コンボを決められてしまうことも特筆すべきである。
そういう意味で、この敵にはこういう攻撃が有効であるという知識を含めた当たり判定を自らの心眼を鍛えることで見ていくゲーム、それがスーパーチャイニーズなのである。

△ 敵キャラのアルゴリズムが嫌がらせ

前提条件として、自キャラの攻撃は敵キャラ1体(or地形アイテム判定)にのみ有効であるという仕様をお伝えしておく。たとえばアイテム出現地点と敵キャラが重なっていた場合、攻撃判定はアイテム出現にのみ有効になり敵は倒せない(そして大抵の場合敵に当たる)
ステージ8ともなると敵が積極的に重なろうとしてくるために、こちらの攻撃をますます当てにくくなってくる(しかも8-2に至っては地形のせいで余計に攻撃しにくい)。攻撃しあぐねていると時間経過により敵は異様なスピードになり追尾してくるため余計にクリアは厳しくなるという悪循環になり難易度を格段にあげている。
一応攻略法としてはジャンプで半キャラずらし気味に踏みつけにいくのが有効。

もうひとつ地味なアルゴリズムとして、ミス時の敵キャラ移動の話がある。
基本的にこちらを追尾してくる(X軸→Y軸の順番にあわせてくる)敵キャラだが、ミスをしたときはいったん遠ざかる。すなわち画面の上部に移動する。ミスをすると画面下部の開始地点まで戻されてしまうため、たとえばクリア条件達成後の扉が開いた状態であっても開始地点まで戻される。
これが組み合わされると「扉に入ろうとして敵に触れてミスをしたらスタートに戻されて敵キャラは扉周辺まで戻って待機&再開時に猛スピードで追尾してくる」という強烈な嫌がらせコンボが発動する。

△ ステージクリア条件が嫌がらせ

ステージクリアの条件は上述のとおりフィールド内の敵を12体倒すことである。しかしファミコンの性能制約ということもあるのだろうが、フィールド内には4体までしか敵が出現しない。そして、アイテムを持っていないと倒せない敵なども出現してくる。

7-4および8-4では、アイテムを持っていれば倒せるはずのドラゴンヘッドをどうやっても倒せなくなっている(しかも追尾してくる)敵の出現パターンはほぼランダムであるため、下手すると全員倒せない敵で埋まるという事態までありうるのである。
後半ステージはこういった「待たせる」仕掛けが多く、倒せないか倒せるとしても条件が絶望的な中型の敵がどんどん出てくるためイライラすること請け合いである。


このゲームは子供のころ友達と二人プレイしていたという声も多く、意外に覚えている方がいたようだった(しかしクリアしたという声がなかったことがいかにも無念ゲーらしいところだが)。
ワープゾーンを使えば7-1までは楽勝で進めることができるので、是非攻略サイトを見ながら7-1まで進み、「こんなステージだったのかぁ」と思ってほしい。そしてその後の鬼畜難易度を体感してほしい。願わくば8-4を突破して1画面のクリア画面を見て、妙な達成感と脱力感を味わってほしい。